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15年ぶり勝ち点の東大、打線躍進を支える20人もの「分析チーム」

東京六大学野球第5週最終日   東大8―7法大 ( 2017年10月8日    神宮 )

<東大・法大>6回から登板し、悲願の勝ち点を奪い顔をくしゃくしゃにする宮台。右は三鍋
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 東大が法大を下して連勝。02年秋の立大戦以来となる勝ち点1をマークした。連勝での勝ち点獲得は97年春の立大戦以来20年ぶりとなった。

 エース左腕・宮台康平投手(4年、湘南)の復活がクローズアップされる一方で、浜田一志監督の改革、徹底した体力作りや谷沢健一さんによるコーチングなどで鍛え上げられた打線が今季は目を見張るものがある。迷いなく振り切っている印象だ。

 それを支えるのが約20人からなる「分析チーム」だ。走攻守3班に分かれ、相手チームを徹底分析。投手分析を担当する上田将成学生コーチ(4年、南山)は「映像を見まくりましたね。午前に練習したら午後は寮にこもりっぱなしということもあった。(法大の)菅野はもう見飽きたくらい見ました」と振り返る。

 今春、「自信のあるデータを出したが10戦全敗。これではいけないんだと感じた」と上田。まず着手したのは「己を知る」ことだ。ベースランニングやバックホームにかかるタイムを計測し、数値化して選手に提示。さらに、相手校のデータをとった後「統計をとりまくって“このデータは97%あたる!”と示したこともあった」と笑う。法大戦で3ランを放った4番・田口耕蔵内野手(4年、西大和学園)は「分析チームのおかげ。狙い球をしっかり絞れた」と感謝した。

 身体的能力が高い選手を多数擁する他校に対抗するためには「メンタルで後手になってはいけない。試合前に助走をしっかりつけさせてあげることが重要」と選手が納得し、安心して準備できるデータをそろえてきた。指揮官は「東大の選手には努力を続ける才能がある」と言った。東大の頭脳に、ひたむきな練習と裏方の献身が加わり、歴史的な勝ち点奪取を引き寄せた。

[ 2017年10月9日 09:45 ]

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