立大 早大に逆転勝ち開幕3連勝 エラーの大東が勝ち越し三塁打

[ 2017年9月23日 16:31 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第3第1日   立大4―3早大 ( 2017年9月23日    神宮 )

 これが春リーグ優勝、大学選手権優勝の自信か。立大がエラーから勝ち越された悪い流れの中、集中力で早大を逆転した。

 7回1死一塁の場面で田中誠の一塁牽制を大東が後逸。2死三塁となって今度は捕手の藤野が三塁へ牽制を投げたら高く逸れて1点を献上した。「信じられないエラーが続いた」と溝口監督もぼう然としたが「焦りはなかった」と反撃の機会を待った。すると8回、飯迫の内野安打で同点に追いつくと、手痛いエラーをした大東が勝ち越しの2点三塁打。しっかり逆転して開幕3連勝を飾った。

 「変な自信ではなく謙虚な自信がついた感じ。普通なら負け試合をひっくり返してくれました」と指揮官に笑みが漏れる。決勝打を放った大東は「ちょっと(エラー)引きずってましたけど、何とかつなごうと打ちました。東大戦は力が入ってましたから」と、このヒットが今季初安打。大学選手権MVP男が目覚めてチームはぐっと盛り上がった。

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2017年9月23日のニュース