清宮 沖縄で反省「全部先っぽ 打たなきゃいけないと思ったけど…」

[ 2017年5月27日 18:15 ]

早実・清宮
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 高校通算95本塁打を誇る早実の清宮幸太郎内野手(3年)は27日、沖縄県那覇市で行われた「第46回招待試合」に参加し、沖縄尚学戦、美里工戦にいずれも「3番・一塁」で先発出場した。

 沖縄尚学戦(○7−6)は4回の第3打席で右翼線二塁打を放つなど、3打数1安打1四球。第2試合の美里工戦(○12−6)は3打数無安打、犠飛による1打点のみに終わり、あと5本と迫る節目の通算100号に向けてカウントダウンは進まなかった。

 清宮は2試合で計6打数1安打、二塁打1本に終わった打撃について「全部先っぽに当たって合っていなかった」と反省。打席に入るたびに3500人の観衆から大きな拍手で迎えられたが、「打たなきゃいけないと思ったけど、調子が悪かった」と振り返った。

 2年生4番の野村はこの招待試合から中学3年以来の背番号2を背負ってプレーした。第1試合は「4番・捕手」で先発出場し、3打数1安打1打点。第2試合は本来の三塁で先発出場して5打数3安打1打点だった。しかし、この日は打撃だけでなく、8回から3番手で救援登板して注目を浴びた。最速135キロを計測した直球にスライダー、カーブ、スプリットを投じ、2回を無安打無失点。登板は5月6日の千葉黎明との練習試合以来、2度目の登板だったが、この日捕手、三塁、投手の三役をこなした主砲は「抑えれば楽しいし、やりがいがある。お客さんがたくさんいる中で投げられたのは財産になった」と泥だらけのユニホームで笑った。

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2017年5月27日のニュース