広島、首位トラえた!巨人戦53年ぶり貯金7 安部は打率トップに

[ 2017年5月27日 05:45 ]

セ・リーグ   広島7―2巨人 ( 2017年5月26日    東京D )

6回無死二、三塁、中前2点適時打を放った広島・安部はベンチに向かってポーズを決める
Photo By スポニチ

 広島・安部が好調を維持したまま規定打席に到達し、打率・351でリーグトップに躍り出た。2安打2打点で快勝に貢献。1―0の6回無死二、三塁では中前へ2点適時打を放って試合の流れを一気に引き寄せた。

 「どちらに流れが行くか分からない、1点差の緊迫した場面で、打てたことはよかった」

 目の前の打席に完全燃焼する、意識の変化が飛躍への土台だ。自己最多115試合に出た昨季を分岐点とした、発想の転換。以前は後ろ向きだった。打てなかったら2軍に落とされるかもしれない――。「そんな気持ちでしか練習できなかったけど、今は“ここまでやった。もうやるしかない”と思える」という。

 巨人戦5連勝が11年ぶりなら、巨人戦貯金7は実に53年ぶり。首位の阪神に0ゲーム差とし、27日にも5日以来の返り咲きを果たす。

続きを表示

2017年5月27日のニュース