ロッテ1カ月半ぶり連勝!清田サヨナラ打 背番1の意地「凄くうれしい」

[ 2017年5月27日 05:57 ]

パ・リーグ   ロッテ5―4オリックス ( 2017年5月26日    ZOZOマリン )

9回2死二、三塁、清田は左越えのサヨナラ打を放つ
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 1カ月半ぶりの2連勝は劇的に訪れた。9回2死二、三塁。ロッテ・清田が平野の150キロ直球を捉えて左翼フェンス直撃のサヨナラ打。打撃不振に苦しみながらも、ようやく調子を上げてきた殊勲の背番号1は「凄くうれしい。(スタンドに)入ってくれと思った。でも勝ったんで大丈夫です」と笑みを浮かべた。

 2連勝は実に4月12、13日以来、43日ぶり今季3度目。開幕から低迷を続けるが、少しだけ浮上の兆しが見えつつある。特に深刻だった打線も、この日は13安打。2年ぶりの1試合5本塁打で今季初の2桁となる12得点を奪った前夜に続いて活発だった。これでチーム打率は・201、4月14日以来の2割超えとなった。

 序盤に4点を先制しながら、エース・涌井が7回に崩れて同点。それでも救援陣が踏ん張り、最後に野手が奮起した。「昨日の勝ちを生かすためにも、今日が大事だった。形はどうあれ勝てたのでよかった」と伊東監督。借金はまだ19もある。「まだまだ負けが込んでいる。浮かれている場合ではない」と指揮官は勝ってかぶとの緒を締めた。 (町田 利衣)

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2017年5月27日のニュース