オコエに酷評の嵐 池山コーチ「1軍クラスの投手相手では難しい」

[ 2017年2月2日 05:30 ]

フリー打撃をするオコエ。豪快な空振りも
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 楽天・オコエが首脳陣から強烈なダメ出しを食らった。久米島入りした1月30日に胃腸炎を発症し、31日の合同自主トレを欠席。食事もままならず、嘔吐(おうと)もしたが、急回復を見せ、初日の練習には間に合った。「(体調は)何も問題ない。気合が入っているので大丈夫」とフルメニューを消化した。

 しかし、内容が伴わなかった。フリー打撃は2本の柵越えこそあったものの、当たり損ねが多く、梨田監督は「タイミングにズレがある。腕力に頼っている。(フリー打撃なら)最低でも半分くらい、良い当たりがないと」と渋い表情。池山チーフコーチは「みんな自主トレをしっかりやってきてくれたので、良かった。目立ってなかったのはオコエぐらい。緩いボールは打てても、(現状では)1軍クラスの投手相手では厳しい」と手厳しかった。

 全体練習後には居残りで約1時間半にわたってマシン打撃を行った。昨秋から試す、腕の位置を下げて構えるヤクルト・バレンティンに似たフォームは迫力十分。「強いスイングができるようになった」と自分なりには手応えをつかんでいる。あとは結果を残して、首脳陣を納得させていくだけだ。 (黒野 有仁)

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2017年2月2日のニュース