正義、周囲に左右されず 王会長の前で強心臓45球

[ 2017年2月2日 06:56 ]

ブルペンで投げ込む田中(左は工藤監督)
Photo By スポニチ

 強心臓ぶりを発揮した。ソフトバンクの田中は初ブルペンで捕手を座らせて45球。王貞治球団会長、工藤監督らの視線も気にしなかった。

 「雰囲気は異様でしたが、それに左右された感じはありません。(初日で)力は入ると思ったので、あえて抑えました。7、8割の力ですね」

 マウンドで足元も気にしなかった。練習後、投球時のステップ幅の歩数を聞かれたが「分からない。あまり、気にしたことがない。その時に合った歩幅で投げているのかな」と細かいことよりも感覚を大切にしている。

 ブルペン投球は基本的に年齢順で、田中は最初の組から1時間ほど待たされ、開始は12時半すぎだった。昼食のタイミングを逃したが、「おなかもすいていたし(力が抜けて)ちょうど良かった」。第2クールにはフリー打撃登板が控える。注目ルーキーはそこへ向けた青写真を描いている。

続きを表示

2017年2月2日のニュース