まるでマートン！中日新助っ人ゲレーロど迫力１４発

森監督（後方左）が見つめる中、フリー打撃で快音を放つ新外国人のゲレーロ
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　中日の主軸候補ゲレーロが４１スイングで１４発を放った。右投げの打撃投手に対して推定１４０メートルの放物線を描き、左投げに対しては４連発を含むバックスクリーン直撃弾を３本。「初日としてはいいスイングができた」。

　本人の涼しい顔とは対照的に表情をこわばらせたのは阪神・山脇スコアラーだ。「（元阪神の）マートンの力のある感じだな。軸のブレがない。穴がなさそう」と安打製造機にパワーを兼ね備えた打者として警戒した。９、１０歳の頃には石をほうきでスイングして近隣の屋根に穴を開けた経験を持つという新助っ人は「バッティングだけじゃなく全てを見てほしいね」と余裕の表情だった。