侍ジャパン 田沢WBC代表招集を断念 残り1枠はオリ平野決定的

[ 2017年1月19日 05:30 ]

田沢(右)と自主トレをする楽天・青山
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 3月の第4回WBCで世界一奪回を目指す侍ジャパンが、マーリンズの田沢純一投手(30)の招集を断念したことが18日、分かった。14日のスタッフ会議で出場登録される28選手の選考を行ったが、田沢の参加の可能性を模索し、最後の1枠は決めていなかった。

 小久保監督は守護神候補として、メジャーで302試合登板の実績を誇る田沢の招集を熱望。しかし、田沢はレッドソックスからマーリンズにFA移籍したばかりで、新天地でアピールする必要があることなどを総合的に勘案し、招集を見送る決断をしたもようだ。

 残り1枠は平野(オリックス)の招集が決定的となった。平野は昨季リーグ2位の31セーブを挙げたが、7月以降は3勝0敗18セーブで防御率1・11と抜群の安定感を示したことが評価された。

 これで出場する28選手が決まり、24日に発表される予定。大リーガーは野手の青木(アストロズ)一人となり、投手陣は国内組だけで編成される。守護神は、出場が決まっている秋吉、選出が決定的な松井裕と平野が候補となるが、上原(カブス)、田沢の不参加で、守護神は日替わり起用となる可能性が高そうだ。

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2017年1月19日のニュース