ソフトB和田 3カ月ぶり投げた 左肘違和感から復帰も不安なし

[ 2017年1月19日 09:20 ]

ブルペンで投げ込む和田
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 ソフトバンク・和田が、福岡県筑後市のファーム施設で自主トレを公開し、左肘の違和感で離脱した昨年10月のCS以来、約3カ月ぶりにブルペン投球を行った。

 捕手を立たせたまま25球。日本復帰1年目の昨季は15勝5敗で最多勝と最高勝率の2冠に輝いた左腕は「毎年、この時期に入るんですが、今日は皆さん(報道陣)が集まっていただけるので」と不安がないことをアピールした。

 今季はツーシームを解禁する。ゴロを打たせるためにメジャーで習得した武器だが、昨季は途中からプレートを踏む位置を三塁側から一塁側へ変更したことで変化幅が減り、選択肢から外していた。「基本的には左打者の内角」と言うように、狙いは左打者対策。中でもターゲットは、14打数7安打の打率5割、2本塁打と打ち込まれた日本ハムの大谷だ。左打者にはシュート気味に食い込むために、簡単には踏み込ませない意図がある。

 昨季の登板試合の映像を見て研究。大谷についても「(打たれたのは)若いカウント。追い込んだ時は1、2回しか打たれてない。(対策を)見つけたい」。2月に36歳になる和田は、どこまでも貪欲だ。

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2017年1月19日のニュース