ソフトB 千賀、4000万円増で更改 初の2桁勝利 タイトル宣言出た

[ 2016年12月16日 20:56 ]

 今季、自身初の2桁勝利となる12勝(3敗)を挙げたソフトバンクの千賀滉大が16日、契約更改交渉に臨み、4千万円増の6500万円でサインした。育成出身の10勝以上は2008年に巨人の山口鉄也が中継ぎで11勝をマークして以来。23歳の豪腕は「また2桁勝てるように頑張りたい」と満足そうに話した。

 シーズン中も筋力トレーニングを積極的に行い、投球の安定につなげた。ただ、終盤の優勝争いは黒星が先行。勝率第1位のタイトルは条件となる13勝に一つ届かず、勝率で千賀を下回る同僚の和田毅に譲った。「(和田から)ありがとう、と言われた」と悔しがり「タイトルを取れるようにしたい。何でもいい」と来季を見据えた。

 14試合の登板にとどまった寺原隼人は1300万円減の5200万円で更改した。(金額は推定)

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