阪神・糸井に聞く「初めて親父に連れて行ってもらった球場も甲子園」

[ 2016年11月26日 05:30 ]

笑顔で会見に臨む糸井
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 【阪神・糸井に聞く】

 ―晴れてタイガースの一員となった今の気持ちを。

 「いろいろ、ここ2カ月ぐらい考えて今日を迎えられ、すごくうれしく思う」

 ―移籍を決断した一番の要因は。

 「やっぱり個人的なことになるんですけど、自分自身もっと上を目指したい気持ちと、それに(加えて)変化というのは必要だったんかなと。チャレンジしようと。やっぱり金本監督の言葉にはすごく心を打たれました」

 ―初めての恋人しかり、熱い言葉があった。

 「優勝するために力を貸してほしいと強く言われて、選手としては、すごくありがたい言葉でした」

 ―甲子園球場のイメージは。

 「交流戦で少ししかプレーしてないですけど、やっぱり野球をやってる人の目標の場所。高校生とかも含めて。聖地と言われるだけの球場なので、早くそこで走り回りたいですね」

 ―糸井さんからFA移籍経験者の金本監督に聞きたいことは。

 「技術面とか、いろいろ教わりたいなと思っています」

 ―オリックスへの思いは。

 「トレードという形で4年間やらせてもらったんですけど、本当にやりやすい環境で、野球に集中できて打ち込めたというのがあるんで、本当に感謝しています」

 ―阪神ファンへ一言。

 「来年から阪神タイガースさんでプレーさせていただく糸井嘉男です。監督を胴上げするために必死になって頑張りたい。応援よろしくお願いします」

 ≪囲み取材で≫

 ―タイガースに入る実感は。

 「今日、監督と社長にお会いして、実感がかなり湧いてきました」

 ―背番号7への思いは。

 「西岡選手から直接電話をもらって“託すんで一緒に強いチームをつくりましょう”という言葉をもらいました。やっぱり申し訳ない気持ちもありますけど、すごく感謝してます」

 ―7への愛着はある?

 「僕はそれなりにあります」

 ―注目されればされるほど力が出てくるタイプか。

 「(ニヤリと笑い)どうでしょう?」

 ―阪神というチームは特別か。

 「テレビで常に見てました。初めて親父に連れて行ってもらった球場も甲子園なので」

 ―ポジションのセンターについて。

 「日本ハムで出始めた時もセンターやってたんで。やっぱり外野の華というか、センターポジションで大事なポジションなんで、やりがいは感じてます」

 ―監督から優勝に力を貸してほしいと言葉をかけられた。

 「もちろん、自分が来て、弱くなったってなったら嫌なんで。もちろん、みんなに(優勝するために)来てもらったと思われるように努力します」

 ―不安は。

 「移籍1年目は気を使ったり、全部が初めてなんで。多少、気を使ったりするとは思いますが、キャンプから溶け込めるように」

 ―今後は大阪でトレーニングするのか?

 「今後は…未定です(笑い)。表彰とかあるんで。(年明けはグアムで自主トレかと問われ)やります…いや、分からない。来られたら困るから(笑い)」

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