阪神・狩野、来季選手会長就任へ　福留ら先輩選手からも信頼厚く

阪神の狩野
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　阪神・狩野恵輔外野手（３３）が来季、球団の第１６代選手会長に就任することが２５日、分かった。昨年の任期満了から今季も続投し３年間務めた上本からバトンを託され、２５日の選手会納会で全選手の了承が得られた。

　狩野は、来季プロ１７年目を迎え、生え抜き野手では最長となる。今季も「代打の切り札」として勝負強さを発揮するなど、チームに欠かせない存在になっている。福留、鳥谷と先輩選手からの信頼も厚く、後輩からは頼れる兄貴分として慕われており、選手会長には適任。捕手出身ということで、野手だけでなく、投手陣とも積極的にコミュニケーションをはかれるのも大きな強みだ。

　来季は、バットだけでなく、リーグ優勝を目指す金本阪神の精神的支柱として、ナインを引っ張っていく。