星野副会長 陽獲り正式表明「最大級の条件でいく」

[ 2016年11月22日 05:30 ]

球団納会に参加した星野副会長
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 楽天の星野仙一球団副会長(69)が21日、日本ハムからFA宣言した陽岱鋼(ヨウダイカン)外野手(29)について獲得の意思を初めて公言した。仙台市内で行われた球団納会に出席し「チャンスがあるならいく。うちが出せる最大級の条件で獲りにいく」と語った。本格的な交渉は今後、進めていく予定。かつて日本ハムを指揮した梨田監督には「教え子だったんだから、一緒にやりたいかやりたくないかの感触は分かるだろ」と橋渡し役を期待した。

 チームは慢性的に右打者が不足。加えて今季は外野のレギュラーを固定できなかった。走攻守三拍子そろった陽岱鋼について、梨田監督も「守備力は高いし、糸井と同じくらいの身体能力を持っている」と評価する。交渉役については「果報は寝て待つ」とやんわりと辞退を申し出たが、すでに獲得意思を表明しているオリックスの福良監督も日本ハムでともに戦った仲。教え子を巡り、バトルを繰り広げることになる。4年ぶりのリーグ制覇に向け、楽天が西武からFAで獲得した岸に続く大型補強を狙う。

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2016年11月22日のニュース