西武ドラ2中塚 岸の穴埋める「いつかはそういう存在に」

[ 2016年11月18日 05:30 ]

西武のマスコット・レオを手に笑顔を見せる白鴎大・中塚(右)。左は大島スカウト

 西武からドラフト2位指名された白鴎大・中塚が、栃木県内のホテルで入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸1200万円で合意した。エース・岸が楽天移籍を決断したことを受け、「自分がその穴を埋められるかといえば(今は)絶対無理だが、いつかはそういう存在になりたい。エース枠を懸けた戦いに入り込んでいければ」と、将来のエースに名乗りを上げた。

 公称サイズは1メートル91、105キロだが、現在はプロ入りを見据えて間食を控え、「ベスト」の103キロまで減量。以前は頻繁に食べていた好物のラーメンも週1日程度に控えている。最速157キロ右腕は、憧れの投手に沢村賞を2度獲得した元ソフトバンク・斉藤和巳氏を挙げた。「大一番の試合を任されるところが格好いいし、威圧感が映像で見ても伝わる。(打者が)圧倒される投手になりたい」と力を込めた。(原田 真奈子)

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2016年11月18日のニュース