広島 25年ぶり日本S進出!初回6得点も…冷や汗逃げ切り

[ 2016年10月15日 16:56 ]

セ・リーグCSファイナルS第4戦 ( 2016年10月15日    マツダ )

<広・D>1回1死一、二塁、右越え3ランを放ったエルドレッドを迎える広島ナイン
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)第4戦が15日、マツダスタジアムで行われ、初回に6点を挙げた広島がDeNAの猛追を振り切って逃げ切り勝ち。アドバンテージを含め対戦成績を4勝1敗とし、25年ぶりとなる日本シリーズ進出を決めた。

 打線が初回から爆発した。先頭の田中が四球で出塁、菊池の犠打、丸の四球で1死一、二塁としてから新井が左前へ先制打。鈴木も左前適時打で続くと、さらに1死一、二塁からエルドレッドが右翼席への3ラン。さらに田中の右前適時打などこの回打者11人、4連打を含む6得点でDeNA先発の今永をKO。試合の主導権を握った。

 2、3回にそれぞれ2点を失いリードは2点に。3回に菊地、5回に田中が適時打を放って再び引き離したものの、6回に2点を奪われると、7回にはロペスにソロ本塁打を許して1点差まで詰め寄られた。それでも、救援陣のリレーで1点を守りきった。

 6点のビハインドを背負ったDeNAは、2回に敵失を絡めて2得点、3回には左手薬指骨折で強行出場している梶谷の2ランで2点差に。5回までに再び4点をリードされながらも、ロペスの本塁打などで1点差まで追い詰めたが、あと一歩及ばなかった。ファーストSでは2位巨人を退け、ファイナルSでも5割未満でCSに出場した球団として初めて勝利を挙げるなど快進撃を続けたDeNAの今季が幕を閉じた。

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