ドラ1候補 明大・柳 早大戦で毎回の20Kで22勝目

[ 2016年10月15日 15:22 ]

<明大・早大>明大の先発・柳
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 東京六大学野球リーグ第6週第1日は15日、神宮球場で1回戦が行われ、今秋ドラフト1位候補の明大・柳裕也投手(4年)が早大戦に先発。延長12回を投げきって毎回の20三振を奪う快投を演じた。球数は149球。3安打1失点の完投勝利で、自身通算22勝目を手にした。

 まさに圧巻の奪三振ショーだった。2回1死から6連続三振。1―1で延長に入っても4連続三振を奪い、2点を勝ち越した延長12回2死二塁では20個目の三振で試合を締めた。「体とボールをうまくコントロールできた。最後まで投げきるつもりだった」と柳。通算の奪三振数も321とし、明大の先輩である川上憲伸(前中日)らを抜いて歴代単独11位に浮上した。140キロ台中盤の伸びのある直球と、110キロ台のカーブのコンビネーションが抜群。さらに縦に落ちるカットボールなどで早大打線を手玉に取った。

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2016年10月15日のニュース