広島 先陣は安定感抜群ジョンソン CS突破ローテ決まった

[ 2016年10月5日 06:51 ]

ジョンソン(左)と談笑する黒田
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 広島のクライマックス・シリーズ(CS)突破ローテが固まった。12日のファイナルステージ初戦にジョンソンを指名。以降は野村、黒田、岡田、ヘーゲンズと続き、第6戦までもつれ込んだ場合には中4日で再び、ジョンソンを起用することが決定的となった。

 今季26試合の登板で15勝7敗、防御率2・15。6回以上自責点3以内のクオリティースタート率は脅威の92・3%と無類の安定感を誇る助っ人に初戦を託す。先発が予定されていた5日の練習試合・社会人のJFE戦(マツダ)は台風接近のため、前日の段階で中止。代わりにシート打撃を行う予定だが、グラウンド使用が可能な場合はジョンソンが登板する。6日の練習試合・社会人JR西日本戦(同)は野村が先発予定。畝投手コーチは「雨で微妙な状況になった」とするが、現時点では両者とも満を持して、中6日で一発勝負へと向かう算段だ。

 3戦目は10月1日のシーズン最終戦に登板した黒田。最終調整のため、8日に予定される実戦形式の練習に登板する可能性もある。さらに2日の練習試合・宮崎梅田学園戦(清武)でともに好投した岡田、ヘーゲンズが4、5戦目を固める。16勝を挙げて最多勝を獲得した野村を筆頭に5人合わせて52勝。最強先発陣で、まずは32年ぶり日本一をかけて戦う舞台への切符をつかむ。

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2016年10月5日のニュース