夏の高校野球 熊本大会は県内開催の方向

[ 2016年5月18日 20:04 ]

 熊本県高野連の工木雄太郎理事長は18日、今夏の全国高校野球選手権熊本大会について、全試合を県内で開催する意向を示した。熊本地震で大きな被害を受けたことで、日本高野連は県外で開催する可能性も考慮していた。

 例年、主会場となる熊本市の藤崎台県営野球場は照明の避雷針が落下し、客席や周辺道路などにも亀裂が入った。藤崎台の安全性が確保できず、使用できない場合は山鹿市、八代市の2球場で行い、7月10日に予定している開幕日を早める見通し。

 また、日本高野連は大阪市内で開いた評議員会で、義援金として熊本、大分を除いた45都道府県の高野連と日本高野連から合計300万円を両県高野連に送ることを決めた。内訳は被害が大きかった熊本に240万円、大分に60万円とした。

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2016年5月18日のニュース