ダル「普通の実戦的な投球」低温&小雨&強風に対応 復帰へ順調

[ 2016年5月18日 05:34 ]

2Aミッドランド戦に先発、5回を3安打1失点だったダルビッシュ(AP)

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手は4度目のリハビリ登板を終え「普通の実戦的な投球をやっている。その時に相手のバッターが合っていない球を投げるのが基本だと思う。今日はそれをしただけです」と振り返った。17日(日本時間18日)に傘下2Aフリスコの試合に先発。相手のアスレチックス傘下2Aミッドランドを、5回で3安打1失点に抑えた。

 前日には30度近かった気温が17度まで下がり、開始直前は小雨が降った中、強風が吹き付けた。開始時間は午前11時5分と異例の設定。体感は肌寒く「(予定が)5イニングで。この気候で、しかも朝早くで。結構きついなと思いながら、でもイニング間にちゃんと体を温めるようにはしていました」。レギュラーシーズンでは想定しづらい環境下でも、しっかりとアジャストできていた。

 初回に捕手の捕逸の間に許した1失点のみ。5回75球がメドだったが、予定の5回を68球で投げ抜いた。これでリハビリ登板を5月1日に始め2イニングを投げて以降、登板ごとに1イニングずつ着実に積み重ねてきた。今後のリハビリ登板に関しては「それはチームに聞いて下さい。僕が答えることじゃない。チームがいつ上げるかは分かりません」と明言はせず。あと1度のマイナー登板を経て、メジャー復帰が有力視されている。リハビリ登板中の目標について「チームの出されたイニングと球数をクリアすることです」とし、復帰への過程はこれまでのところ順調そのものといえそうだ。

続きを表示

2016年5月18日のニュース