ヤクドラ1原樹プロ初勝利 6回2失点&逆転二塁打で自分助けた

[ 2016年5月1日 21:09 ]

<ヤ・巨>6回2失点と好投した原樹

セ・リーグ ヤクルト11―2巨人

(5月1日 神宮)
 ヤクルトのドラフト1位ルーキー・原樹が6回2失点と好投し、念願のプロ初勝利。ピッチングだけでなく、打って走って攻撃でも活躍した。

 初回2死満塁の場面で亀井に2点適時打を浴び先制されたが、ヤクルトは2回に中村の犠飛で1点反撃。さらに2死一、三塁から原樹が左中間を破る2点適時二塁打を放ち、逆転に成功した。3回には山田のソロ本塁打で1点追加。5回は原樹が振り逃げで塁へ出ると、2死から山田の2打席連続となる本塁打でリードは4点に。原樹の全力疾走が報われる形になった。

 2回以降は走者を出しても得点を許さない粘り強い投球を見せた原樹。6回95球を投げ5安打2失点。3四球2奪三振だった。

 プロ初登板の巨人戦(3月27日)は6回1失点に抑えながら援護は1点止まり。前回登板の中日戦(4月24日)も6回1失点で勝ち投手の権利を得て降板したが、救援投手が逆転を許し初勝利はフイになった。今季6度目の先発となったこの日は自身のバットで攻撃にも貢献。救援がきっちり後ろを締め、ようやく初白星をつかんだ。

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