“2番昇格”早大・吉見がV打「勝負球はスライダー」

[ 2016年5月1日 05:30 ]

<早大・法大>4回2死二塁、右前適時打を放つ早大・吉見

東京六大学野球第4週第1日 早大5―4法大

(4月30日 神宮)
 6番から2番に上がった早大・吉見が決勝打を放った。

 4―4の4回2死二塁、「勝負球はスライダー」と読み切り、バットの先端に当てて右前打。捕手としても3投手を粘り強くリードした。昨季までの正捕手・道端(現明治安田生命)とは週1回連絡を取り、打者の特徴や攻め方などについて助言を受けている。吉見は「(リーグ戦は)こんなにというくらい神経を使うが、一戦一戦学ぶことがたくさんある」と充実感を漂わせた。

 ▼早大・中沢(今季5試合目、20打席目で初安打となる中前打)母(久美子さん)から“打っている時は四股を踏んでいたわよ”と言われ、打席に入る前に四股を踏んだ。1本出てホッとした。

 ▼法大・青木久典監督(逆転負けに)中盤以降に打線に元気がなかった。ここから、うちらしく粘りを出していきたい。

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2016年5月1日のニュース