元巨人・笠原容疑者らを送検

[ 2016年5月1日 09:44 ]

笠原将生容疑者

 プロ野球巨人の野球賭博問題に絡み、警視庁組織犯罪対策4課は1日、賭博開帳図利(とり)ほう助の疑いで元選手の笠原将生容疑者(25)を送検した。

 笠原容疑者は14年5月~15年3月、プロ野球10試合程度で、松本竜也(23)、高木京介(26)の両元選手に賭博のルールを説明して賭け金を集め、胴元役の元飲食店経営者斉藤聡容疑者(38)を手助けした疑い。1日午前9時すぎ、同容疑者を乗せた車が勾留先の警視庁原宿署を出たが、後部座席の容疑者の表情をうかがうことはできなかった。

 捜査関係者によると、賭けの受け付けは1試合につき数万円単位。笠原容疑者は斉藤容疑者からレートとなる「ハンデ」を伝えられ、それを松本竜、高木京にメールで伝達していた。2人は1試合に5万~20万円を賭けていたことが分かっており、賭けるチームや金額を笠原容疑者に伝え、金は手渡ししていた。

 斉藤容疑者は同日、賭博開帳図利の疑いで送検された。

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