西武・上本「風も味方して」同点打 連敗4でストップ

[ 2016年4月17日 05:30 ]

<オ・西>8回一死満塁、上本は中前に同点タイムリーを放つ

パ・リーグ 西武7―4オリックス

(4月16日 ほっと神戸)
 西武が3―4の8回、5安打と相手のミスを絡めて4得点で逆転。連敗を4で止めた田辺監督は「打線が何とか終盤に追いついてくれた」とホッとした表情だった。

 指揮官が「地獄から天国だったね」と振り返ったのは、1点差の8回1死満塁の場面。上本のライナー性の当たりは遊撃・安達のグラブに収まりかけてからはじいた同点適時打。今季初スタメンマスクの35歳は「次は浅村だし、三振してもいいと開き直った。その思いがはじいてくれたんでしょう」と満足げ。続く浅村の二ゴロ併殺崩れの間に勝ち越しに成功した。

 風速6メートルを超える強風で、土ぼこりやスタンドからのゴミがグラウンドを舞う悪条件。試合は何度も中断したが、上本は「風も味方してくれた」と振り返る。10安打7得点。西武打線がようやく浮上への「風」をつかんだ。 (君島 圭介)

 ▼西武・牧田(2番手で2回1/3を無失点と好投し、チームトップの3勝目)風でスライダーが曲がらずジャイロ気味に浮いた。それが幸いした。

続きを表示

2016年4月17日のニュース