清原容疑者 覚せい剤は密会用?購入後ホテル直行、恋人と一夜

[ 2016年2月18日 05:36 ]

女性との密会時に使用するために覚せい剤を購入していたとみられる清原和博容疑者

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が女性との密会時に使用するために覚せい剤を購入していたとみられることが17日分かった。

 警視庁によると、清原容疑者は先月31日に、自ら車を運転して群馬県に向かい密売人と接触。覚せい剤0・2グラムを相場の3倍の値段にあたる4万円で購入した。その足で、都内のホテルで20代前半の恋人と同宿。自身が覚せい剤を使用した上で一夜を過ごした。その翌日の今月2日にも恋人を自宅に呼び、逮捕直前まで一緒にいた。

 恋人は銀座の高級クラブに勤務するホステス。母親が米国人のハーフで1児の母。清原容疑者の逮捕当日に無断欠勤して以降、出勤していない。

 群馬県などで覚せい剤を購入し、都内のホテルに戻るという行動は月2、3回のペースで繰り返していたとみられる。違法薬物に詳しい元暴力団関係者は、覚せい剤の購入量が0・2グラムだったことについて「金を持った著名人が買う量としてはあまりに少ない。それを買いに群馬まで行っているのは異常。どうしても今すぐ欲しかったことがうかがえる」と指摘。かつて薬物依存症だった男性は「覚せい剤は精神依存が強く、強烈な快楽を忘れられなくてやめられなくなる。乱用者のほとんどが性行為とのセットで使い続ける」と話す。実際、清原容疑者が本格的に覚せい剤にのめり込んだとされるのは、現役を終えた09年に不倫旅行が取り沙汰されたころ。相手は銀座クラブの雇われママで、この女性との間で危険な味を覚えていったと言われる。

 警視庁は清原容疑者が入手し始めた時期、回数、購入量、そして交友関係を調べ、使用実態の解明を進める。

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2016年2月18日のニュース