マエケン 初ブルペン30球 正捕手が球筋絶賛「ケンタは良かったよ」

[ 2016年2月18日 05:30 ]

キャッチボールを行う前田

 Kenta is good!広島からドジャースに移籍した前田が、キャンプ施設で初めてブルペン入りした。約30球を投げると、昨年オールスターに初選出された正捕手グランダルから称賛の声が上がった。

 「ケンタは良かったよ。スライダー、チェンジアップ、カーブ…。全球種を投げた」。右腕と同じ88年生まれで、あごひげを蓄えた1メートル86、102キロの巨漢はニッコリ。前田とは投球後、ウィル・アイヤトン通訳を交え、球種や球の軌道について意見交換を重ねた。

 前田はキャンプ施設を初めて訪れた前日に「ルーキーなのでアピールもしないと」と話していた。グランダルは「どの球種が一番良かったか」との報道陣の問いには「1回受けただけでは、まだ分からないよ。これから見ていかないと」と慎重な口ぶり。とはいえ、早い段階から正妻に対して持ち前の多彩な球種と制球力を印象づけたことは大きい。20日(日本時間21日)のキャンプインを前に、着々とステップを踏んでいる。(グレンデール・奥田秀樹通信員)

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