大砲DeNAロマック ラミ超える「日本でキャリアを終えたい」

[ 2016年1月27日 05:30 ]

球団グッズのタオルを掲げるロマック

 DeNAの新外国人ジェイミー・ロマック内野手(30)が羽田空港着の航空機で来日した。初めて降り立った日本の地に「空からの景色がクレージーだった」と興奮気味。

 昨季限りで退団したバルディリスに代わって「5番・三塁」が期待される新助っ人は「11月から休みなくトレーニングを続けてきて、コンディションは100%に近い。チームにいい印象を与えたい」とキャンプインが待ち切れない様子だ。

 マイナー通算1257試合で打率.255、200本塁打をマークしている大砲候補に、ラミレス監督は「自分の1年目よりいい数字を出してくれると思っている。30本塁打も打ってもらいたい」と、自身来日1年目の打率.280、29本塁打、88打点を超える活躍を期待。ロマックも「パワーを期待されて当たり前。そこは心配していない」と「ラミ超え」にも自信の表情だ。「日本でキャリアを終えたいと思っている」と早くも生涯日本宣言まで飛び出したカナダの長距離砲は、爽やかな笑顔を振りまきながら「アリガトウゴザイマシタ」と覚えたての日本語で会見を締めた。 (町田 利衣)

 ◆ジェイミー・ロマック 1985年9月30日、カナダ出身の30歳。03年ドラフト4巡目でブレーブスに指名され、大リーグデビューはドジャースに所属した14年。ダイヤモンドバックスに所属した昨季は12試合で、打率・333、0本塁打、1打点。メジャー通算27試合、打率・167、0本塁打、4打点。マイナー通算1257試合、打率・255、200本塁打、749打点。1メートル88、100キロ。右投げ右打ち。

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2016年1月27日のニュース