巨人　高木勇、年明けにいきなり吉兆？「夢を見た」

古巣・三菱重工名古屋のグラウンドでトレーニングに励む巨人・高木勇

　巨人・高木勇が吉兆？を告白した。６日、社会人時代の７年間を過ごした三菱重工名古屋のグラウンドで自主トレを公開した右腕は「すがすがしい（１年の）始まりを迎えられた」と話した。その理由は「１月１日に夢を見た」ため。気になる中身は覚えていないというが、夢を見た感触は確かに残ったという。かねて「夢を見ることができないんです」と、ひそかな悩みを抱えていたが、年明けにいきなり解消された。

　
　ルーキーイヤーの昨季は９勝（１０敗）、防御率３・１９の好成績を挙げてブレーク。独特の「いやしキャラ」は健在だが、自主トレの方も順調だ。４０キロの重りを引っ張るダッシュなど、さまざまな体力強化メニューを元同僚とともに取り組んでいる。キャッチボールも行っており、キャンプ初日となる２月１日のブルペン入りへ「誰にも負けないよう先陣を切りたい」と意欲を口にした。

　この日は川崎市のジャイアンツ寮に新人選手が入寮。ドラフト１位の右腕・桜井は即戦力として期待されており、開幕ローテーションを争うライバルとなるが「人のことを（あれこれ）言っても仕方ない」と意に介さず。お立ち台でおなじみとなった「僕は僕です！」のスタイルを貫く。