早大が始動 左腕・小島、新年の誓いは「毎日読書をする」

[ 2016年1月6日 18:31 ]

 東京六大学野球リーグで昨年春秋連覇を達成した早大が6日、西東京市東伏見の安部球場で始動した。

 必勝祈願の後、グラウンドで300メートル×30周のランニング。全選手が設定の50分以内を切ってゴールし、高橋広監督は「(体が)膨らんでいる者はいなかったし、しっかり意識して休みを過ごしてくれていたんだろうと思う」と満足げだった。

 昨年は春秋リーグ戦に全日本大学選手権も制したが、明治神宮大会で亜大に決勝で敗れてグランドスラムを逃した。「最後に負けたという印象が強い。悔しかった。亜細亜との差は積み重ねの差だったと思う。練習の中身の濃さを追求したい」と雪辱を誓った。

 一方、昨年1年生ながら先発ローテーションの一角を担った左腕・小島は「自分を成長させて、優勝できるように貢献したい」と引き締めた。新年の誓いは「毎日読書をする」。現在は京セラ創業者・稲盛和夫氏の著書を読んでいるという。

 母校で自主トレ中のOB、ソフトバンク・和田の練習姿にも刺激を受けた。「1つ1つの練習を大事にやっているのがすごく伝わってきた。稲盛さんの本にも何事も手を抜かないと書いてあったし、僕もコツコツとやっていきたい」。リーグ戦では6勝無敗。それでも「いつかは負けるから気にしない。それより防御率にこだわりたい。1点台で抑えられたら」と力を込めた。

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2016年1月6日のニュース