イチロー 球団タイ1試合9刺殺 西日の悪条件もグラブで遮る

[ 2015年9月21日 05:30 ]

<ナショナルズ・マーリンズ>初回、タッチをかいくぐり生還するイチロー(右)(AP)

ナ・リーグ マーリンズ2―5ナショナルズ

(9月19日 ワシントン)
 マーリンズのイチローが外野手として1試合9刺殺の球団タイ記録をマークした。

 午後4時開始で、右翼には強い西日が差し込む悪条件だったが、5回1死満塁ではハーパーの右中間への浅い飛球を滑り込んで好捕。メジャー最年長野手は何度もグラブで太陽光を遮りながら軽快な守備を披露し、球団史上4人目、右翼手としては初めての記録を打ち立てた。チームは敗れたが、ダン・ジェニングズ監督は「イチローは逆光の条件下、多くの飛球を処理してくれた」と褒めた。だが、打撃では4打数無安打、2三振に倒れ、打率は今季最低の.239まで低下した。 (笹田幸嗣通信員)

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