ロッテ 荻野貴の小技でCS射程圏内「必死でやっている」

[ 2015年9月18日 22:20 ]

<ソ・ロ>6回、2死三塁の場面で一塁へセーフティースクイズを決める荻野貴

パ・リーグ ロッテ4―3ソフトバンク

(9月18日 ヤフオクD)
 ロッテ・荻野貴が自慢の小技でチームに勝利をもたらした。

 2―3と1点を追うロッテは6回、福浦の内野安打とクルーズの二塁打で1死二、三塁とすると、田村のセーフティースクイズで同点。続く荻野貴も初球にバットを寝かせると、一塁線へボールを転がし、三塁走者のクルーズを迎え入れた。

 荻野貴は「いいところに転がせば何とかなると思った。サインではなかった」と自身の判断で決めた鮮やかなセーフティーバントに満足げ。

 しかし、すぐにその表情を引き締め、「CSに向けて負けられない。諦めずに必死でやっている」とコメントを続けた。この日の勝利でチームは3位・西武に1ゲーム差。背番号「4」が昨季逃したCSへのキーマンと周囲も期待する。

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