審判もあせった…中日―広島戦 いきなり守備妨害説明で一瞬、絶句

[ 2015年9月18日 18:39 ]

<中・広>初回無死満塁、打者走者の平田が守備妨害と判定され抗議する谷繁兼任監督(右から2人目)

セ・リーグ 広島―中日

(9月18日 ナゴヤD)
 中日―広島戦で初回から審判もドタバタの守備妨害があった。

 広島が初回に1点を先制したその裏、黒田が不運な安打と味方の失策が絡んで無死満塁のピンチを迎えた。4番・平田を投ゴロに打ち取り、まずは本塁封殺。さらに捕手・石原の一塁への送球が、平田の背中に当たって送球が外野を転々とした。

 その間に二塁走者・亀沢がホームを踏んだものの、平田がインフィールドを走ったとして守備妨害をとられ併殺に。

 ここで白井球審が場内マイクで判定の説明をすることに。「平田選手がピッチャーゴロを打ち、キャッチャーに転送し、そのキャッチャーの送球が…」と言ったところでしばし絶句。スタンドから笑いと歓声が漏れる中、「一塁手の守備の妨げとなったとして(平田を)アウトとし、2アウト二、三塁で試合を再開します」と説明した。場内のファンに少しでもわかりやすいようにと配慮が感じられるゆっくりとした口調だったが、慣れないアナウンスに一苦労の様子だった。

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