DeNA山崎康、2週間ぶり登板ピシャリ35S「良い一日になった」

[ 2015年9月18日 22:53 ]

<D・神23>最後のバッタ-を抑え、雄叫びを上げるDeNA山崎康

セ・リーグ DeNA3―2阪神

(9月18日 横浜)
 DeNAの山崎康が、黒星を喫した4日の巨人戦(横浜)以来2週間ぶりに登板し、役割をきっちり果たした。1点差の9回にマウンドの上がり、福留、ゴメスを連続三振斬り。最後は今成を内野ゴロに打ち取って三者凡退で締め、新人最多のセーブ記録を35に伸ばした。

 「(休んで)チームの皆に迷惑を掛けた。2週間何もできない自分に腹が立ったときもあったし、きょうは本当に良い一日になった」。

 前回の巨人戦では救援に失敗。中畑監督は蓄積疲労を理由に中継ぎへの配置転換を示唆したが「1年間体にむち打ってやってきたので抑えで全うしたい気持ちは強い」ときっぱり言い切っていた山崎康。「最後のハイタッチは気持ち良かった」と笑顔を見せる22歳の守護神、復活の手応えをつかんだ様子だった。 

 ▼中畑監督の話 攻めていくという気持ちの強さが、きょうはうちの方が勝った。山崎も“らしさ”が戻った。チームはこれで落ち着くかもしれない。これまでバタバタしてきたが、きょうの勝利はでかい。残り試合も頑張る。

 ▼梶谷の話 (8回に福原のワイルドピッチで二塁から生還)いけるなと思って必死で走った。(6回の逆転口火の二塁打は)ずっとピッチャーに迷惑をかけていたので野手の方で何とかしたいという気持ちがあった。

 ▼三上の話 (4番手で登板し1回を抑えて今季初勝利)石田、中継ぎ陣が最少失点でつないでいたので、その流れに乗りたいと思って必死で投げた。ファーム暮らしが長かったが、ファンの声援が頑張れる要因となったので感謝している。

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2015年9月18日のニュース