ソフトB 異色の155キロ助っ人右腕獲得へ 中南米スカウトが発掘

[ 2015年9月18日 08:02 ]

<ソ・西>最速だ!最強だ!就任1年目でぶっちぎりのパ・リーグ制覇を成し遂げた工藤監督はナインの手で9度、歓喜の本拠地に舞う

 ソフトバンクが、今季メキシカンリーグでプレーした異色右腕ロベルト・スアレス投手(24)の獲得に乗り出していることが17日、分かった。

 昨季までプロ経験は一切なし。草野球を楽しむ程度だったが、同リーグのサルティーヨと契約し、1年目は43試合5勝0敗23セーブ、防御率1・71。クローザーとして47回1/3で四死球は7。イニング数を上回る48三振を奪い、今季から中南米担当スカウトを新設したばかりのソフトバンクの目に留まった。

 今月来日し、2軍施設で行ったテストでは最速155キロを計測。現在、クローザーのサファテ、来日9連勝のバンデンハークら外国人選手は充実しているが、将来を見据えた補強第1弾だ。この「金の卵」にはメジャー各球団も熱視線を送っており、今後の交渉の行方が注目される。

 ◆ロベルト・スアレス 1991年3月1日、ベネズエラ生まれの24歳。昨年までプロでのプレー経験はなく、今季、メキシカンリーグのサルティーヨと契約。身長1メートル88、体重95キロ。右投げ右打ち。

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2015年9月18日のニュース