チーム随一の走力でダメ押し点 大和「思い切っていきました」

[ 2015年9月16日 09:38 ]

<神・中>8回1死三塁、マートンの右犠飛で三走・大和が生還

セ・リーグ 阪神3-0中日

(9月15日 甲子園)
 チーム随一の走力で、文字通りダメ押しの3点目を奪い取った。2―0で迎えた8回1死三塁。阪神・大和はマートンの浅い右飛で激走した。

 「どうかな?とは思いましたが、(三塁コーチャーの)高代さんから“いくぞ”と言われたので思い切っていきました」

 強肩の右翼手・平田からバックホームされたが、最後は捕手・杉山のタッチをうまくかいくぐり生還。並の走者ならタッチアップは難しい局面だっただけに、大和の真骨頂といえた。

 「(けん制悪送球も)そういう意味では良かったです」

 一塁走者としても、大野をゆさぶった。次打者・マートンへの6球目を投じる前に、大野の一塁けん制が悪送球に。トップスピードで二塁を蹴ると、一気に三塁へと進塁した。二塁守備でも好守を連発。持ち前のグラブさばきで藤浪の快投もアシストした。

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2015年9月16日のニュース