巨人 早くも来季補強 BC福島からドミニカ出身150キロ左腕を獲得へ

[ 2015年9月16日 06:53 ]

巨人が育成選手として獲得を決めたカルロス・ペレス
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 巨人が来季に向けた補強として、ルートインBCリーグ福島のカルロス・ペレス投手(23)を育成選手として獲得することが15日、分かった。外国人選手は育成契約なら8月1日以降も獲得することが可能。1年契約で、現在は細部を詰めており、近日中に正式決定する。

 ペレスはドミニカ共和国出身の左腕でメジャー経験はなく、マイナー通算112試合に登板し、13勝18敗、防御率4・49の成績を残した。今年6月30日に福島入りし、1メートル89の長身から投げる最速150キロの直球と2種類のスライダーを武器に11試合で3勝3敗、防御率2・81。イニング数(57回2/3)を大幅に上回る80奪三振をマークし、チームの後期地区優勝に貢献した。

 粗削りな部分もあるが、来日直後から課題だったけん制やクイックモーションなども改善するなど徐々に適応。23歳という若さもあり、さらなる成長も見込める。

 巨人は今季、12球団トップのチーム防御率2・81を記録するなど投手陣は充実しているが、若手の育成が課題であるのも事実。来季の戦力強化へ、早くも手を打った。

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2015年9月16日のニュース