鳥羽が復刻ユニホーム披露 第1回大会出場、早実にも贈呈

[ 2015年7月30日 20:13 ]

京都二中の野球部OBらに、復刻ユニホーム姿を披露する鳥羽の片山海渡選手(手前右から2人目)

 大会創設100年の節目を迎える第97回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕・甲子園)の記念事業として日本高野連などが30日、第1回大会で優勝した京都二中の伝統を受け継ぐ鳥羽(京都)と同大会に出場した早実(東京)に当時のユニホームを復刻したものを贈呈した。両校は地方大会を勝ち抜き、全国大会出場を決めた。

 開会式では第1回大会に出場した10校が復刻ユニホームを着て入場行進する。京都二中のものは当時の写真を参考に再現し、胸には校名を英訳した頭文字「KSMS」を入れ、帽子には黒い4本線をあしらった。京都市内での壮行会でユニホームを着た3年生の片山海渡選手は「100年の歴史を感じる。堂々と胸を張って入場行進したい」と意気込んだ。

 早実のユニホームは縦じまで、実業学校に由来するビジネスの頭文字「B」を胸に配置した。開会式で行進する3年生の菅野太一選手は東京都八王子市のグラウンドで「過去の先輩方に恥じないように堂々としたい」と意気込んだ。1年生ながら大会屈指の強打者として注目を集める清宮幸太郎選手は、甲子園デビューに向け「やっとプレーできると思うと、待ち遠しくてたまらない」と気持ちを高ぶらせた。

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