ヤ軍4年ぶり21得点!酷暑で打撃練習せず「不思議なものだよね」

[ 2015年7月30日 05:30 ]

<レンジャース・ヤンキース>21得点で勝利したヤンキース。スコアボードには次戦に先発する田中の顔も

ア・リーグ ヤンキース21―5レンジャーズ

(7月28日 アーリントン)
 ヤンキースが28日(日本時間29日)のレンジャーズ戦で記録的大勝を飾った。初回5失点も2回に11得点で大逆転し、3回にも4得点。終わってみれば21―5で4連勝を飾った。21得点は今季両リーグ最多で、12年5月30日にマリナーズがレンジャーズ戦で記録(21―8)して以来。球団では11年8月25日のアスレチックス戦(22―9)以来4年ぶりとなった。

 開始時で気温36度の酷暑。13連戦中とあって試合前練習をやめ、フリー打撃も行わなかったが「不思議なものだよね。それで21点も奪うなんて」とジョー・ジラルディ監督は目を白黒させた。

 田中にも頼もしく映ったはずだ。29日(日本時間30日午前9時5分開始)の同戦に、自身4連勝を懸け先発する。予想最高気温は39度。この日はキャッチボールやダッシュで暑さに体を慣らした。「やっぱり日差しは強い。でも1日過ごして感じが分かったし、ナイターなので日差しがないだけでも違う」。田中が白星発進に導いた後半戦、チームは11戦9勝と絶好調。自らつくったいい流れに乗り、灼熱(しゃくねつ)地獄に挑む。(後藤 茂樹)

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2015年7月30日のニュース