マー君6回4失点で自身4連勝ならず 37度炎天下で制球に苦しむ

[ 2015年7月30日 12:15 ]

レンジャーズ戦に先発したヤンキース・田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース2―5レンジャーズ

(7月29日 アーリントン)
 ヤンキースの田中将大投手(26)は29日(日本時間30日)、アーリントンでのレンジャーズ戦に先発し、6回9安打4失点、3三振3四球で今季4敗目(7勝)を喫した。チームは2―5で敗れ、連勝は4でストップした。

 自身4連勝を懸け、レンジャーズとのメジャー初対決に臨んだ田中。しかし試合開始時の気温37度と炎天下の厳しいコンディションの下、初回は先頭のデシールズをいきなり歩かせる不安な立ち上がり。それでも次打者の打席でけん制アウトとし、結果的に3人で終えた。

 2点の援護を得た直後の2回だったが、4番ベルトレの左前打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、真ん中に甘く入った直球をハミルトンに捉えられ、右前適時打で失点。アンドラスを空振り三振に仕留めて1死としたが、その後も制球は定まらず、秋信守に三遊間を破る左前適時打を浴びて2―2の同点に追いつかれた。なお2死一、二塁から今度はデシールズの鋭い当たりがワンバウンドで右前打となり、2―3と逆転を許す。3、4回は得点圏に走者を背負いながらも無失点で切り抜けたが、5回はベルトレ、モアランドの連打で無死一、三塁から二ゴロ併殺打の間に4点目を失った。

 6回は先頭の秋信守に右中間二塁打を打たれたかに見えたが、チャレンジの結果、秋の足が二塁ベースから離れていたとしてアウトに。後続2人を抑えて6回103球を投げ切ったが、前日に21得点を挙げた打線は2得点に終わり、田中に6月21日のタイガース戦以来の黒星がついた。

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2015年7月30日のニュース