トレード報道で試合中に涙!メッツ内野手「こらえられなかった」けれど…

[ 2015年7月30日 16:18 ]

メッツのウィルマー・フローレス内野手 (AP)

ナ・リーグ メッツ3―7パドレス

(7月29日 ニューヨーク)
 メッツのウィルマー・フローレス内野手(23)が29日にニューヨークで行われたパドレス戦で涙を見せる場面が見られた。

 フローレスは「7番・ショート」で先発出場。その後、試合中にブルワーズのカルロス・ゴメス外野手(29)とのトレードが成立間近との報道がされ、フローレスと球場に詰め掛けた地元ファンにもこれが伝わった。

 迎えた7回の第3打席、フローレスは内野ゴロに倒れてベンチへ戻ると、ファンからはこれまでの感謝の気持ちを込めてスタンディングオベーション。これに感極まった同選手は8回の守備で涙を流し、テレビカメラも目を真っ赤にするその姿をしっかりととらえていた。

 「試合中にファンが自分のトレードの話をしているのが耳に入った。スタンディングオベーションまでされて、涙をこらえるのが難しかったね」とフローレス。しかし、これは早合点だった。ゴメスの故障歴が問題になり、このトレードはお流れに。メッツのアルダーソンGMは「メディアの情報が真実を追い越してしまったようだね。選手がその犠牲となり残念だ」と報道に不快感を示していた。

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2015年7月30日のニュース