キヨシ 完封の久保に感謝「1―0でも何でも勝ちたいね」

[ 2015年6月30日 22:06 ]

<D・中>完封勝利の久保(右)を迎える中畑監督

セ・リーグ DeNA1―0中日

(6月30日 那覇)
 DeNA・久保が沖縄の地で躍動した。中日打線相手に2安打完封し、5勝目(4敗)を挙げた。

 「体力的にいっぱいいっぱい。うれしいよりも疲れた」

 110球。ピンチは1点リードの5回。1死一、二塁で送りバントを試みた若松を一飛に打ち取り2死としたものの、自らの暴投で2死二、三塁に。ここで大島を二ゴロに斬り、無失点で切り抜けた。

 「考えながら投げてゲームがつくれた。(完封は)意識してなかったけど、結果的に完封できてよかった」と昨年9月9日のヤクルト戦(横浜)以来の完封よりもチームの勝利にこだわった結果だった。

 チームは連敗を2でストップ。中畑監督は「谷繁の2本だけ。全くタイミングをあわせず久保らしい投球。真っすぐの気持ちが伝わってきた。1―0で気合の入った投球を見せてくれた」と右腕を称賛。続けて「やっぱりね、1―0でも何でも勝ちたいね。勝つことって本当に大事だね。おめでとうございました」と本音を口にしていた。

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