上原、大体大の後輩気遣う「僕の報道はいいので、村田一色で」

＜レイズ・レッドソックス＞１６セーブ目を挙げ、ホルト（右）とハイタッチして喜ぶ上原（ＡＰ）

ア・リーグ レッドソックス５－３レイズ

（6月28日 セントピーターズバーグ）
　レッドソックスの上原は１６セーブ目を挙げた投球よりも、大体大の後輩を気遣い「きょうは僕の報道はいいので、村田一色でお願いします」とリクエストした。

　自身は２点リードの９回に登板し、１安打を許したが無失点。今季はデーゲームの防御率が６・２３だったが、この日は球に切れがあり「ドーム球場というのが大きい」という。試合終了時点では村田は試合開始前だったが「結果がどうであれ、投げられることに喜びを感じながらやってもらえたらいい」とエールを送っていた。

　▼レッドソックス・田沢（７回１死三塁で登板し、いきなり左前打で追加点を許したが、その後は８回まで３三振など１回２／３を無失点）前の投手が残した走者を還してしまったのは気持ちいいものではない。