吉見体調不良も…武藤救った!緊急先発で5回零封、今季初勝利

[ 2015年5月17日 16:59 ]

<中・神>1回無死一塁、上本のバント小飛球を追う武藤

セ・リーグ 中日6―1阪神

(5月17日 ナゴヤD)
 中日は、体調不良で登板を回避した吉見に代わり緊急先発した武藤が5回5安打無失点に抑え、今季初勝利を手にした。

 武藤は初回2死一、二塁、2回1死二塁、3回は1死一、三塁と再三得点圏に走者を出したが、変化球を駆使して要所を締め、無失点で切り抜けた。6回からは1軍に復帰した浅尾から岡田、田島と小刻みの継投。福谷が9回に一発を浴びながらも逃げ切った。

 打線は4回、3者連続四球で得た1死満塁の好機から福田の三ゴロの間に1点を先制。なお2死二、三塁からエルナンデスの一塁内野安打で2者が生還し、3―0とリードを広げた。5回には2死一塁から平田、ルナ、ナニータ、福田の4連打が飛び出し、3点を追加して試合を決めた。

 阪神は先発の岩崎が大誤算。3回まで無失点に抑えるも4回に突然崩れて3者連続四球から3点を失った。今季初の中継ぎで登板した岩本も4連打を浴びて1回もたず。打線は9回にようやくゴメスの左越え3号ソロで1点を返したが、反撃が遅すぎた。

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