プロ注目の健大高崎・柘植3安打 広島スカウト「将来性十分」

[ 2015年5月17日 05:30 ]

第67回春季関東地区高校野球大会・1回戦 高崎健康福祉大高崎8―4日本航空

(5月16日)
 第67回春季関東地区高校野球大会が16日に山梨県の山日YBS球場などで開幕し、1回戦3試合と2回戦2試合が行われた。今春センバツ8強の高崎健康福祉大高崎(群馬2位)は今秋ドラフト候補・柘植(つげ)世那捕手(3年)の3安打3打点の活躍などで15安打で8点を奪い、日本航空(山梨4位)を下した。作新学院(栃木1位)は延長10回タイブレークの末、聖望学園(埼玉2位)にサヨナラ勝ちした。

 今秋ドラフト候補の高崎健康福祉大高崎・柘植が1点を追う5回2死二、三塁から逆転の右越え2点二塁打。逆方向への一打に「納得行く一本だった」とうなずいた。今春センバツでは長打を意識しすぎてフォームを崩したが「練習で逆方向を徹底して意識した」と結果につなげた。ネット裏には5球団のスカウトが訪れ、広島の高山健一スカウトは「大事なところで逆方向に打てたのは成長。将来性十分」と評した。

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2015年5月17日のニュース