ハム浅間、「死にたいと思った」痛恨後逸も…最後は好捕締め

＜日・西＞９回２死三塁、メヒアの打球に浅間が必死に飛びつき好捕

パ・リーグ 日本ハム２―１西武

（5月14日 札幌Ｄ）
　日本ハム新人・浅間がドタバタキャッチで最後を締めた。２点リードの９回１死一塁で浅村の右前ライナーに頭から飛び込んだが、まさかの後逸。痛恨の適時三塁打に顔面蒼白（そうはく）となり「死にたいと思った」。

　それでも１点差の２死三塁では、メヒアの右翼線を襲った打球に「絶対に落としてはいけない場面だった」とグラブを差し出して倒れ込みながら好捕した。試合前には横浜高時代の恩師・渡辺監督の勇退を知った。「驚いた。監督さんにはいつも“目標がその日、その日を支配する”と言われた。頑張っているところを見せて元気になってほしい」と、今後も若者らしいプレーを誓った。

　▼日本ハムハーミッダ（０―０で迎えた８回２死一、二塁で決勝の右越え２点三塁打）あの場面で打ててうれしい。（大谷を）助けられて良かった。