西武ドラ2異色ハーフ左腕 13日ハム戦でプロ初登板初先発へ

[ 2015年5月11日 08:55 ]

西武の佐野

 西武の佐野泰雄投手(22)が13日の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初登板初先発することが10日、分かった。

 平成国際大から14年ドラフト2位で入団。母のウェウワンさんはタイ人で、2歳までバンコクで育った異色のハーフ左腕は、この日から1軍に合流。QVCマリンで汗を流して「初の1軍なので緊張しました」と振り返った。

 最速149キロを誇り、関甲新リーグでは新記録の30勝を挙げた。2軍では先発、中継ぎで9試合に登板し、0勝0敗、防御率1・80。この日、チームトップ4勝の野上が背中痛で出場選手登録を抹消されたこともあり、チャンスが巡ってきた。

 現在、チームは首位に立っているが、投手陣が全体的に不振。そんな中で12日から始まる首位攻防3連戦の2戦目を任される。起爆剤としても期待される22歳は「プロは1軍で投げてこそプロだと思う。2軍でやってきたことを出したい」と目を輝かせた。

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2015年5月11日のニュース