青木、土壇場で押し出し四球選ぶ イチは「3番」で無安打

[ 2015年5月11日 08:09 ]

マーリンズ戦の9回、サヨナラ打を放ったダフィー(中央)に駆け寄り祝福するジャイアンツ・青木(左端)

ナ・リーグ マーリンズ2―3ジャイアンツ

(5月10日 サンフランシスコ)
 米大リーグ、マーリンズのイチローは10日(日本時間11日)、 サンフランシスコでのジャイアンツ戦に「3番・右翼」で出場、3打数無安打1四球1盗塁だった。試合はジャイアンツが3―2で逆転サヨナラ勝ちした。

 初回の第1打席が遊ゴロ、4回の第2打席が遊ゴロ、6回の第3打席が一ゴロと、ジャイアンツの先発ボーグルソンの前に3打席凡退に終わったイチロー。1―1で迎えた8回2死二、三塁の場面で迎えた第4打席ではカウント2―2から右翼線へ惜しいファウル。直後にロモの暴投で三走が生還し、勝ち越し点を奪った。結局、この打席は四球で出塁し、二盗を決めた。打率は2割7分。

 ジャイアンツの青木は「1番・左翼」で出場し、4打数2安打1四球1盗塁だった。3回の第2打席で一塁内野安打、0―1の6回には左前打で出塁して二盗に成功、ベルトの左前適時打で同点のホームを踏んだ。第1打席は一ゴロ、第4打席は三ゴロ。1―2の9回の第5打席では2死満塁から同点となる押し出し四球を選んだ。8試合ぶり今季11度目のマルチ安打で打率は2割8分2厘。

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