先制3ラン!決勝生還!村田全打席出塁「引っ張って行ければ」

[ 2015年4月30日 21:25 ]

<巨・中>中日に勝利し、ファンとタッチを交わす村田(後方は大田)

セ・リーグ 巨人5―3中日

(4月30日 東京D)
 巨人・村田が豪快な打撃と果敢な走塁で勝利を導いた。この日は先制3ランを含む2安打2四死球で全打席出塁し奮闘した。

 まずは4回2死一、二塁から左中間に3号3ラン。お立ち台で「マイコラスが頑張っていて、(大田)泰示と井端さんが作ってくれたチャンス、悔いの残らないよう積極的に行こうと思った」と、好投の中日先発バルデスの初球を仕留めてみせた。さらに7回には先頭打者として四球で出塁、無死二、三塁から実松の三塁ゴロ失策で生還し決勝点をもぎ取った。

 この3連戦、初戦は途中出場で貴重な追加点の2号アーチをかけ、前日も2安打、この日も6番で勝負強さを発揮した。徐々に状態が上がってきていることに「余裕が出ていい形でできている。まだこれから。泰示も帰ってきたし気を引き締めて戦いたい。キャプテン(坂本)もいないので引っ張って行ければいい」と、4月を首位で終えたチームのけん引役になることを誓った。

 日頃は村田に辛口の原監督も「貴重な4打席だった」とその働きを称賛。指揮官は「方向性を見失わず粘り強く戦った」と自らのインフルエンザによる離脱などアクシデントに見舞われながらも、首位で5月を迎えることに満足げな表情を見せていた。

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