ロイヤルズ・エスコバル、頭部に154キロ球直撃し途中退場

[ 2015年4月30日 15:26 ]

ヨースト監督(左)とトレーナーに抱えられながら身体を起こすロイヤルズのエスコバル内野手 (AP)

ア・リーグ ロイヤルズ5―7インディアンス

(4月29日 クリーブランド)
 ロイヤルズのアルシデス・エスコバル内野手(28)が29日に行われたインディアンスとの試合で頭部に死球を受け、途中退場するというアクシデントに見舞われた。

 5回、2死走者なしの場面で右打席にはエスコバル。インディアンス先発のサラザールがカウント2ボール2ストライクから154キロのストレートを投じると、これがエスコバルの被るヘルメットのイヤーラップを直撃した。

 エスコバルは崩れるように打席内で倒れ込み、うつぶせになったまま動かないその姿にサラザールはショックのあまりマウンド上でうつむき、しゃがみ込んだ。

 容態が心配されたが、エスコバルはその後、トレーナーに肩を抱えながら自力で立ち上がり、ベンチ裏で球団の医療スタッフの検査を受けた結果、左頬の打撲と診断された。

 念のため、30日に再検査を受けるというエスコバルは「死球後に10分か20分、耳鳴りと頭痛が続いたが、今は大丈夫。明日も試合に出るつもりだよ」と試合後にコメントし、問題がないことをアピールしていた。

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2015年4月30日のニュース