広島、好投先発をまた見殺し…ここ6試合で4度の完封負け

[ 2015年4月30日 20:40 ]

<広・D>4回2死一塁、新井は遊ゴロで一塁にヘッドスライディングも及ばず

セ・リーグ 広島0―1DeNA

(4月30日 マツダ)
 広島は今カード2度目の完封負け。28日に1失点完投した大瀬良に続き、この日も8回1失点の野村を援護できず見殺しにした。

 DeNAの三嶋を相手に8回まで2安打に抑えられ、二塁を踏むこともできず。先発の野村が8回を投げソロ本塁打の1点だけと今季最高の投球を見せたが、打線は奮投に応えることができなかった。

 22日の巨人戦以降6試合で4完封負け。そのうち3試合は0―1で敗戦と先発の好投をふいにしている。それでいて勝つときは11―3(25日、阪神戦)、9―2(29日、DeNA戦)と大味な試合。3、4月の25試合で69得点、67失点。得点が失点を上回っていながら9勝16敗と大きく負け越しているのも、点の取り方の効率が悪い証左だ。チーム防御率はリーグ2位と頑張っているだけに打線の奮起が待たれる。

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2015年4月30日のニュース